17102110 布佐地区を主要会場に野外で芸術作品を展示する「第20回 我孫子国際野外美術展」に通訳を派遣しました。(No.17-12)

日 時:2017年10月21日(土) 10:00~16:00
場 所:オープニングセレモニー・・・旧井上家住宅内土蔵、

    アートツアー・・・キングフィッシャーガーデン、布佐市民の森、宮の森公園、布佐のまち周辺
派遣通訳:6名(北川三夫さん、佐藤満さん、濱理恵さん、藤井鈴江さん、へさき康彦さん、山西裕子さん)

 台風21号と秋雨前線による雨の降る中、野外美術展のオープニングセレモニーとその後のアートツアーが行われました。今年は7名の外国人作家が招待されて作品制作に参加しました。日本在住の1人を除き6名の通訳派遣の依頼があり、AIRAは協力しました。
 10時から行われたオープニングセレモニーは、雨のため旧井上家の土蔵の中で開催されました。サクソフォン(フランス作家のマストさん)とピアノ(駒場さん)の協奏に続き、青木章我孫子市副市長(英訳:佐藤さん)と鈴木実行委員長(英訳:へさきさん)の挨拶がありました。青木副市長は「多様な文化交流をとおし新しい文化が生まれることを期待します」と、鈴木実行委員長は「この美術展が30年、40年と続くようご協力をお願いします」との挨拶でした。続いて、招待作家や一般参加作家の紹介がありました。
 10時半からアートツアーが開始され、最初はキングフィッシャーガーデンまでバスなどで移動しました。キングフィッシャーガーデンでの展示は初めてで、手賀沼を間近に見ながらの作品鑑賞は森の中で見るのと違った趣のあるものです。
 再びバス等で野外美術展事務局に戻り、昼食です。昼食はオカリナ演奏を聴きながらの食事でした。
 午後は浅間神社を始め布佐市民の森の中、宮の森公園、布佐駅寄りの空き家を利用した作品鑑賞でした。通訳の人達は、それぞれ制作者の説明を和訳・英訳して説明していました。

 作家の人達は、布佐地区に来て、現地を見て、現地で利用できる材料を考えて制作する方が多く、作家の思い描くイメージを言葉どおり説明するだけでは理解できないことがあります。通訳の方たちは作家の意を介して説明するので苦労していました。時には複数の通訳の方が入り交じり説明に努めていました。

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