「ひなまつり」参加者の皆さん16.3 「一日おくれのひな祭り」

日 時:2016年3月4日(金)15:00~16:30

場 所:市民プラザ 会議室1

参加者:20名(外国人等10人・子ども3人、文化講座スタッフ等7人)

 「外国人のための文化講座」の一環として、食べて楽しむ「ひなまつり」が開催されました。東南アジア出身の方など13人が参加されました。   (No.15-22)

 担当の松木さんから会を始めるに当たり、「昨日3月3日がひなまつりですが、参加者の利便を考えて“一日おくれ”でひな祭りを行います」との挨拶。続いて、参加者の自己紹介を行いました。女子の祭りを祝いに、ご主人の飛び入り参加があり、夫婦で祝うほほえましい雰囲気の中で始まりました。

 料理は、チラシ寿司を会場内でつくり、スタッフの方が家で作ってきた桜餅を食べる、と言うものです。

 チラシ寿司は、炊きあがったご飯をうちわであおぎながら飯ごうで混ぜ、酢を入れて混ぜ、にんじん、椎茸などの具を入れて混ぜ、チラシ寿司は完成です。参加者はメモや写真を撮りながらの作業で、「家でも作りたい」と真剣です。吸い物と盛り付けたチラシ寿司に金粉をかけ、料理は一層豪華になりました。 金粉をかけて完成した料理

 外国出身の参加者は、酢飯のチラシ寿司には抵抗なく食べていました。また、桜餅は関西風に道明寺粉を用いて塩漬けした桜の葉でくるんだものです。これも、参加者は塩漬けの桜の葉と餡が口の中で混ざり美味しい、と食べていました。小学校の給食でも3日にはちらし寿司や桜餅が出る様で、子ども達もまた食べられると大喜び。

 参加したイランの方の話では、イランではお祭り(注)の日に沢山の料理が出て皆で食べる様で、全て無料だそうです。うらやましい事です。

 押絵のひな人形を鑑賞しながら、食べて楽しんだ日本の伝統の一つを体験した貴重な時でした。

 (注)3月21日のノウルーズZNOWRǓ(ペルシャ語で新しい日の意味。イランでは新年)の事と思われる。

 桜餅食べる?  食べている? 美味しい  団らん 
 盛り付け  酢を混ぜる  団らん  手作りの桜餅