2018042752018年度の我孫子市国際交流協会(AIRA)の総会が開催され、新年度の新役員や事業計画等が決まりました。(No.18-2)

開催日時:2018年4月27日(金)13:00~15:15
場 所:あびこ市民プラザ 多目的ホール
出席者:理事・監事・役員・会員

 新装になったあびこショッピングプラザの3階にある「あびこ市民プラザ」において、我孫子市国際交流協会の総会が開かれました。司会・進行は総務部会長の足達法子さんです。フィリピン出身で現在AIRAイブニングクラスで日本語を学ぶアンデイト・ロザリー・カストロさん(Ms.ANDIT ROSALIE CASTRO)が明るい声で開会を宣言しました。
 佐藤英明会長は、「市内在住外国人が2,000名近くになっている現在、“もしAIRAの組織がなかったら”を考えるとAIRAの活動の重要性が感じ取れる。皆さんのご協力をお願いします。」とあいさつされました。星野順一郎市長(名誉会長)は、「今は市内で外国人を“普通に”見かけるようになった。文化・言葉の異なる外国人にとり相談窓口としてのAIRAは心強い。AIRAの協力は不可欠です」とAIRAへの期待を述べられました。
 引き続いて顧問でもあります椎名幸雄我孫子市議会議長があいさつされました。
 続いて、議長である佐藤会長の進行で付議事項の審議が始まりました。
 議案第1号「2017年度事業報告について」は、北嶋扶美子副会長から全体事業及び部会事業にわけて報告がありました。(※詳細は「2018年度総会資料」をご覧ください。以下同じ)
 この中で、2013年度から受け入れてきた千葉大学生のグローバルボランティアは、大学側のカリキュラム変更により2017年度は参加がなかったこと、また、1994年から行われていた「留学生が先生!」プログラムの支援事業は、実施団体の(公財)国際理解支援協会による支援中止に伴い、2018年3月31日をもって終了したことなどが報告されました。
 議案第2号「2017年度収支決算について」は、依田 勇会計から報告されました。2017年度は主に会員数の減や外国語講座受講生の減に伴い、厳しい財政状況であったことが報告されました。


 議案第1号及び議案第2号は、一括審議の結果、承認されました。
 続いて、議案第3号「理事・監事・役員について」は、佐藤議長から提案されました。理事等は協会規約により今年度は改選の年です。会長の交代(佐藤会長からへさき康彦ボランティア部会長へ)などが提案され、審議の結果、提案どおり承認されました。なお、ボランティア部会長はへさき新会長が兼任します。(下記「新役員」参照)
 ここで議長がへさき新会長に交代し、議事が進められました。
 議案第4号「2018年度事業計画(案)について」は、全体事業について村越孝一副会長から、部会事業については各部会長(※)から説明されました。計画事項はほぼ前年と変わりませんが、隔年開催の「日本語の教え方講座」が開講予定です。
 ※各部会報告者・・総務部会:足達法子さん、広報部会:中村孝行さん、研修部会:上原正幹さん、交流部会及びボランティア部会:代理、村越副会長
 議案第5号「2018年度事業予算(案)について」は、依田会計から説明がありました。
 近年の外国語講座生の減少を鑑み、収入は前年度比約200万円減の15,033,294円を見込んでいます。そのため、支出計は15,033,294円ですが、全体にわたり見直しを行い、事業継続積立金は予算化できないなど厳しいものとなりました。
 議案第4号及び議案第5号は、一括審議の結果、承認されました。
 以上、付議事項は全て提案どおり承認されました。
 次に、報告事項として、新しい顧問として、椎名幸雄我孫子市議会議長とともに、芹澤正子総務企画常任委員長が紹介されました。
 総会は、ロザリーさんの閉会の言葉で全て終了しました。

※新役員                 (2018.4.27)

 会  長  へさき康彦
 副 会 長  北嶋扶美子・佐藤英明・村越孝一
 総務部会長  足達法子
 広報部会長  中村孝行
 交流部会長  早坂 満
 研修部会長  上原正幹(マサモト)
 ボランティア部会長  へさき康彦(兼任)
 会  計  井手口赳・依田 勇


 14時15分から同会場で「茶話会」が行われました。司会は、今年度研修部会長を上原さんと交代した別府宏一郎さんです。柴崎美由紀さんのピアノ演奏(CD)をバックミュージックに、木川敏子さんの日本の伝統的な横笛「篠笛」演奏(G線上のアリア、ミスティ、雅楽・越天楽)や参列者の芹澤さん(総務企画常任委員長)、北條政利さん(山階鳥類研究所)、内田みえこさん(我孫子市議)、田中英二さん(NEC)、栗原周一(ライオンズクラブ)からAIRAとの係わりや国際交流に関する経験・思い出、所属団体の紹介などの話がありました。フクロウの子を木に返しに行くとき親鳥から背中を傷つけられた鳥の研究者の話(北條さん)など普段聞けない話などが紹介され、有意義な時でした。15時茶話会は終了しました。

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